中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

米・大統領選での候補者選び、民主党集計でケチがついた感じ

 アメリカ大統領選挙というものは、これが民主的と言えるのか

どうか・・と、4年ごとに気になっている。民主党共和党

大きく分かれていて、日本のように党派の名前も覚えきれないと

いうことがないのですっきり感はある。 それに、国民もかなり

しっかり支持政党を持っているし、表明もする。たとえば労組など

から誰それに投票してくれと頼まれても「私は、XX党を支持して

いるから」と、はっきり断ったりする。日本人のように、あいまいに

はいはい・・と返事することもなく、適当に誤魔化して返事をする

ということもなさそうなのだ。 だからこそ、アメリカ国民を信用

していたのに、3年前には・なんか裏切られたような気持になった。

 アイオワ州から始まった民主党の候補者選びは、世界から注目

されていた。全土で最初に行なわれる選挙であり、ここで頭一つ

抜きんでれば、全国からの支援が大きく増やせるチャンスでもある。

ところが、いきなり集計に失敗して発表が大幅に遅れ、なにしてるんだ!

という感じを支持者にも与え、共和党支持者には馬鹿にされる羽目になった。

 とにもかくにも、日本時間の午後2時すぎ、集計率97%の結果では、
▽ブティジェッジ前サウスベンド市長が26.2%
▽サンダース上院議員が26.1%
▽ウォーレン上院議員が18.2%
▽バイデン前副大統領が15.8%となっている。

 投票前にはサンダース氏人気が高かったかったというが、高齢の

彼にはトランプの対抗馬としては弱いだろうという気持ちが民主党支持者

の中にあるのではないか。 そこで最も若いブティジェッジ氏に投票した

結果かもしれないが、ブティジェッジ氏には定まった評価がまだない。

頼りになるのかならないのかが分からない。頼りになると支持者たちが

考えれば、一気に人気アップにつながる若さがある。膨大な資金が必要

な選挙だけに、どれだけの寄付金を集められるかも勝負に関係する。

ブティジェッジ氏の今後の戦いが大きな見どころとなってきた。