マダニにかまれて発熱などの症状が出た、北海道の40代の男性から、
新たなウイルスが検出された。
国立感染症研究所によると、2019年5月、山菜採りに出掛けた札幌市の
40代の男性が、腹をマダニにかまれたあと、39度台の高熱を発症し、
その後、両足に痛みが出て歩けなくなり、入院したという。
男性の血液などを調べたところ、これまでに報告されていない新しい
ウイルスが見つかった。
このウイルスは、マダニが媒介する感染症である、SFTS(重症熱性血小板
減少症候群)に似ている症状を引き起こすということで、感染研は詳細な
調査・研究が必要としている。