このニュースを伝えるのには、ほんまかいな?という心配もあります。
もし、このニュースが本当なら、中国のコロナウイルスより恐ろしいかも?
などと思ってしまいます。真実を知らないので、恐る恐る書いています。
CDCによると、今シーズン2020年1月18日までに、少なくとも1500万人の
米国人がインフルエンザにかかり、そのうち14万人が入院、すでに8200人が
死亡したと言うニュースです。
特に米国では、今シーズンのインフルエンザが小児や若者を襲っています。
これまで54人の小児がインフルエンザ関連で死亡しました。
よく知られているように、インフルエンザウイルスにはA型とB型の2種類が
あります。 A型インフルエンザウイルスは、100種類以上の亜型に分類され
ます。例えば、季節的に発生する最も一般的なA型インフルエンザはH1N1と
H3N2です。 A型インフルエンザウイルスは人間、鳥、豚など、多くの種に
感染します。短期間で性質を変えやすく、流行の亜型はシーズンごとに違います。
B型インフルエンザウイルスは、山形系とビクトリア系の2つの系統があり
ます。A型のようにたくさん亜型はないため、ウイルスの性質は変化しにくい
のですが、通常は人間だけが感染します。
A型とB型インフルエンザは、どちらも、同じような症状を呈するので検査
なしではどちらの型か診断することは難しいのです。
一般的に、A型インフルエンザは、季節性インフルエンザ全体の75%を占め、
残りの25%はB型インフルエンザです。A型インフルエンザが流行するのは
12月から3月で、その後B型インフルエンザが2月頃から始まり、5月から6月
まで続くことがあります。
でもインフルエンザは、流行する季節を予測できないのでワクチンは年に
当たり外れがあることもご存じのとおりです。
米では約30年ぶりに「B型」が出現したために大流行となっているようです。
昨年、米国では前年に、A型インフルエンザ(H3N2)が流行し、高齢者に襲い
かかりました。ところがCDCによると、今シーズンは約30年ぶりにビクトリア
系統のB型インフルエンザが、早い時期に流行し始めた。
例年、ビクトリア系統B型インフルエンザはウイルスの10%未満であるのに対し、
今年は約60%も占めているようです。
今シーズンに死亡した54人の小児のうち37人がビクトリア系統B型インフル
エンザ、残りの17人はA型インフルエンザにかかっていたようです。
因みに・・日本の2019~2020年のインフルエンザワクチンは
A型タイプ2種とB型タイプ2種で作られていますので、安心?かも