時代が大きく変わろうとしている。そして変わり方も思いの外に
早そうだ。ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)が
電気自動車(EV)や自動運転など次世代技術への投資を36%増やす。
脱燃焼機関の時代へと大きくかじを切ることで、ライバルを引き離し
たい構えで、投資額は7兆円だという。
4サイクルエンジン、ロータリーエンジンなど、軽油やガソリンを
シリンダー内で爆発させ回転運動を使って自動車は発展してきた。
エンジンの構造が面白かった。次第にコンピューターに制御される
ようになってしまったが、それでもエンジンがついていた。エンジンの
音が運転するものを楽しくさせた。エンジンはみんな同じ音ではない。
それがいい。排気量の違いによってもエンジンの構造によっても違う、
それがとても好きなのだ。 音のしない車がすう~と近づいてくると
怖い。運転手が見えない車が近づいて来たらもっともっと怖い。だが、
そういう日も近いだろう。世界中の車メーカーが競っている。本気で
争っている。エンジンなんかいらない。箱の下に車輪をつけ、電池と
電動機を載せるだけで走る。もっと簡単なものが出来る可能性もある。
ああ・・そういう時代にわたしは生きたくないと思っても、近づいて
来ているぞ。音もしないで近づいてくるぞ。安けりゃいいのにね~と
思うが、存外に高いものになりそうだ。エンジン性能で選んできたものが、
外観で判断するか? 燃費で決めるか?という時代を経て次は、どこまで
楽に運転できるかで決めることになるのだろうか? 因みにわたしは、
スバル・レガシーツーリングワゴン、特別仕様(革張り)3000㏄に
乗っている。乗り心地が良い。