軟式野球の全国大会で小学生の検査が行われ、その結果は
「恐ろしい結果」だった。
軟式を統括する連盟では夏の全国大会で導入した1日70球の
投球制限をしていたが、今回の検査でよりリスクが高まったと
うけとり、新たな対策を考えることになった。
夏の全国大会の際の検査結果よりも今回は深刻度が高まった。
今回は大会開幕前、出場51チームの選手854人の肩やひじの
けがについて、問診やエコー検査を行った。ポジション別に見ると、
エコー検査で障害歴があったのは、内外野手で56%。捕手が75%
投手では79%という結果だった。
エコー検診では、6年生の65%、5年生の55%が肩やひじに
障害歴があることも明らかになった。「けがの経験を話すと、
試合に出られなくなるといった背景があるのではないか」と懸念
されている。