中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

除草剤でがん、高額賠償命令(米)

  アメリカで大手農薬メーカー、モンサントの除草剤を使っていて、がんを患ったとする
夫婦が賠償を求めていた裁判で、カリフォルニア州の裁判所の陪審は夫婦側の訴えを
認め、約2200億円の支払いを命じる評決を出しました。
カリフォルニア州に住む70代の夫婦が、約30年間にわたって「ラウンドアップ」と呼ばれる
アメリカ大手農薬メーカー「モンサント」の除草剤を繰り返し使っていて、がんを患ったと
して賠償を求めていたものです。
カリフォルニア州の裁判所の陪審は13日、夫婦のがんと除草剤の因果関係を認め、去年、
モンサントを買収したドイツ医薬品大手の「バイエル」に対して、20億5500万ドル(日本円で
約2200億円)の支払いを命じる評決を出しました。
 一方、バイエルは声明を出し、「今回の評決に失望している。夫婦ががんを患った原因は
ほかにあることは明白だ」として上訴する意向を示しました。
 この問題は難しいですね。私は除草剤ががんの原因になる得ることは、使用する人が
すべて知っていると思っていました。 そもそも「がん」になる過程がすべて明らかになって
いない現状では、どんな商品でも「がんの原因」となりかねません。この「ラウンドアップ
と言う商品に、極めて強いがんになる要因があったのかどうか??
 70年も昔、それまで農家にとっては最もつらい仕事だった稲の除草作業が除草剤の
(2・4-D)登場によって一気に楽になったあたりから・・・除草剤って怖いな~と思っていた
のでした。