体操の宮川紗江選手が日本体操協会の副会長と強化本部長の塚原夫妻から
パワハラを受けていたと記者会見で発言したことで塚原副会長は「すべて宮川の嘘」
とコメントしていたが・・・一転して塚原夫妻が謝罪のコメントをメディアに送付し、
許されれば宮川選手に直接謝罪したいという。
どうして宮川選手の記者会見のあとに、素直になれなかったのか？ どうして
あれは嘘だなんていったのか？ いやはや・・・対応っていうのは難しいものだと
言いたいのです。
直ぐに謝罪できない・・言い訳をしてしまう・・誰もが持っているかも知れないですよね。
面倒な問題に直面したときの対応の仕方次第で局面は動きます。 最も悪い例が日大
アメフト監督、コーチ、大学当局などの対応です。 あれはひどすぎた。
ボクシング団体でも対応の悪さが問題を大きくした。
今回の体操協会の場合は、具志堅副会長が素早く対応して第三者委員会発足へと
動いたことで、傷口を広めることなく収まるかも・・しれない。
素直になること・・気をつけてものを言うこと。 それぐらいしか対応策を思いつかないが、
この社会を生きて行くためには、日本だけではなく諸外国のことも知っておくべきかも
しれません。 スポーツ団体で問題が起きる背景には、上下関係という古い体質を
抱えていることだと思う。 上下関係とは何か？？？ もう一度考えてみましょう。
