中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

弁護士4万人を超え・仕事あるかないか

 今年、弁護士が4万人を超えたと報道された。
2005年に帰国した年に「弁護士・2万人越え」と報道
されたと記憶している。
 1991年に経験したことだが、アメリカやカナダでは
弁護士が多すぎて仕事がないと問題になっていたことが
あった。カナダのバンクーバーで家を買った時に契約が登記
手続きで世話になったのは弁護士さんだった。その時の話では
日本のように司法書士はいないようで弁護士がするという。
 弁護士が多くなるとどうなるか。まず弁護士の仕事がないだろう。
闇金関連の利息払い過ぎを取り戻してくれる…などという業務を
やっている弁護士が多くなっているのも、そのあらわれだ。
その人の能力が高くないと弁護士という職業も楽じゃない。
弁護士のスキルと高さが求められる時代になった。
刑事事件、民事事件というおおきな枠ではなく、もっと小さな枠組み
の中での能力が求められる。そういう意味では医師と同じかも
知れない。
 都会部に厚く、地域には薄くというのも医療と同じだろうと思う。