ネパール・アチャム郡で、1月8日、生理中の女性を小屋に隔離中に女性が死亡する
事件があったので注目されたが、これは古くからある「チャウパディ」という儀式だった。
ネパールでは2005年、チャウパディは女性の権利侵害だとして、最高裁が政府に対して
廃止を要請した。2017年8月に政府では、チャウパディを犯罪として規制し、実行した者に
対して、刑罰を科す法案が可決されているが、地方では未だに習慣が色濃く残っている
ようだ。
生理中の女性を不浄とみなす慣習は世界中で同様の考え方が多く、日本でも、同じような
習慣があったようだ。
保健衛生の面からこのような習慣が世界中にあったものと思われる。生理用品を用いて
衛生に配慮するようになって「生理小屋」の習慣が世界から消えつつあるらしい。
不浄なものと考えている男性が今もいるとすれば、それは「無知」だということになる。
因みに、ネパールは、とても素晴らしい国らしい。孫娘はネパール大好き人間だが、
ネパールを訪れた経験のある人は、だれもが「ネパール大好き」と言っている。