中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

現実を目の当たりにしたローマ法王

 ミャンマー訪問中のローマ法王ミャンマー政府から「ロヒンギャ」という言葉を
ミャンマー国内で用いないでいただきたいという要望を受けていたので一切
ロヒンギャという言葉を言わないままでいた。
 法王もミャンマー政府の圧力を感じたのか・・・と思いながら、不信感さえもって
いたのだが、ロヒンギャの避難先ではじめて「ロヒンギャ」という言葉を発したようだ。
「神の存在は今日、ロヒンギャとも呼ばれている」と述べ、「ロヒンギャ」の呼称に
言及した。
 現実を目の当たりにして、現実から目を背けることができなかったのだろうと思う。