現実的、機能的に対応する、と言うのが岸田首相のいつもの決まり言葉です。
でも、3回目のワクチン接種については、現実的論理主義者、機能的に対応できなかった。
自分のことで書くとしましょう。
私が3回目の接種を受けられるのは、多分2月中旬でしょう。
神戸市の予約券発送が1月31日だそうですから、
そうなると思います。
第二回目が6月末でしたから、3回目まで、7ケ月以上になるのは確かです。
すでに3ヶ月前から、ヨーロッパ諸国は、3回目接種を、2回目から3ヶ月後に前倒ししていました。
そういう情報が溢れている中で、日本政府は頑なに、7ヶ月後と言っていましたね。
感染が急拡大して、急いで前倒しすると言いながら、実際は7ヶ月半になっているのが現況です。
前倒しという言葉は、嘘なのです。
少なくとも、神戸の私の場合には、全く当てはまりません。
現実的に、機能的にという言葉は、耳あたりはよろしいが、実際にはそうなっていないことは明らかです。
突然に現実的、機能的にやろうと思っても、実際に関わる人たちが、簡単に思うように動いてくれるものじゃありません。
周囲が機能しなければ、動きは止まってしまいます。
政治とは、先を読む能力が求められる仕事です。
泥棒が入ってから、縄を探す(泥縄式)は、現実的、機能的とは裏腹ではありませんか。
言葉だけではなく、自分の目で確かめる首相であってほしい。