中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

木曜日(28日)墓参りに行くことに

墓参りには、年に一度程度行っている。
十数軒の墓があるだけのこじんまりとした墓場だ。
最近はどの墓も、競うように新しく、美しくなっている。
みんなで競い合うのだろうか・・と思ってしまう。
きれいになり過ぎて墓場の雰囲気も変わってしまった。
私は昔から年に一度墓参りをする人ではなかった。
今から28年ほど前に、卒業旅行で生徒を引率してヨーロッパへ
行ったことがある。と言っても、誰もかもと言うのではなく、自分の
金で行ける者たち、そして親には「何が起こっても学校に責任を
問わない」という念書を取り交わして連れて行った。
そんな念書があっても、何かが起これば大変だったろう。
アムステルダム、ローマ、パリ、ロンドン・・どこでも自由行動を
とらせたが問題なく旅行を終えられた。
 アムステルダムが最初に降り立ったところだった、最後の夜は
パリだった。 アムステルダムの夜、私を育ててくれた叔母が枕もとに
立った。どうしてまた・・こんな遠い場所にまで夢に出るの?と思ったが、
それっきり夢のことなど忘れてた。 最後の夜がパリだったが、生徒の
一人が12時を回ってもホテルに戻らなかったので心配した。
その彼は、いま岐阜県で事業に精出している。パリの夜にまたもや
叔母の夢を見た。強烈と言ってもよい夢だった。
 あまりに気になるので、帰国した翌日に淡路島にある墓に詣でたら
何んと・・何んと・・・叔母の命日だったのだ。背筋がぞ~~とする思いだった。
私を3歳から6歳まで育ててくれた叔母だけど、私は「おかあちゃん」と
呼んでいた。年月の付き合いは短いけれど、とても愛された思いが私には
ある。 それにしても・・アムステルダムやパリに出てここなくても・・とおもうが、
それだけ愛し続けてくださっていたのかもしれないと思っている。
それ以来・・墓参りをするようになった。