ポテトサラダを食べ、O157に感染した方が多くの府県に及んで
いたことに驚いている。しかも菌の遺伝子検査では同じタイプだったと
言うから厄介だ。
各地の保険所などでは厚労省から詳しく調べるように命じられて
いるようだが、いまだに真相は判明していない。
亡くなった子供もいるだけに看過できないけれど、容易に感染ルートを
把握できそうにないのが心配である。
この騒ぎを通じてニュース映像などでは巷の人々からの声を流している。
そのなかに「これからは惣菜は無菌室で作って真空パックで売ってほしい」
などと言う声まで上がっていた。
そこまで言うのか!!?? と思った。
惣菜などは自分で作ったらよいのにと私などは思ってしまう。忙しいから
できないというのは、私には言い逃れとしか聞こえない。忙しいというのは
いつの時代もそうだった。私の若い頃などは「超忙しい」と言い方をしても
いいほどのものだった。眠る時間さえ一日4,5時間もなかったほどだった。
スーパーで売っている惣菜などを買って帰れば楽には違いない。しかし、
自分の食べるものは、なるべく自分で作るというのが基本中の基本だと
私は思っている。 男性でも女性でも子供でも大人でも老人でも、誰でも
自分が食べるものは自分で作れる。簡単に作れる。要はやる気があるか
ないかの問題なのだ。
それぞれの事情に合わせて、30分以内で作れる食事を作るとかという
方法も工夫次第だと思う。 レトルト食品で間に合わせようとかということを
考えないほうがよい。
子供の頃から「自分でつくる」ことを鍛えられてきたか、鍛えておいたか、
それぞれの人の長い人生の中で、食べる喜びは作ることにもあることを
知ってほしい。サッカーの岡田さん(ご存じでしょう??)も料理が好きらしい。