中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

50歳以上の方々、ピロリ菌を甘く考えないで

 ピロリ菌って聞いたことがありますか?
 正確にはヘリコバスター・ピロリ菌と言います。
 実は、大変驚いていることがあります。
 ピロリ菌の除菌が保険適用になったのは平成25年2月21日付で、
 厚労省から通達があってからだということをです。
 未だ4年も経ってないのに重ねて驚きました。
 厚労省の遅すぎる胃がんへの対応に怒りさえ覚えます。
 私がピロリ菌を除菌したのは1992年でした。
 ずっと胃の不快感に悩まされ続けていた私でしたが、除菌以降は
 全く不快感がなくなりました。
 ピロリ菌が胃がんと大きな関係があることは、世界でも広く知られて
 います。
 私が1992年という早い時期に、どうして除菌できたのかというと、
 豪州・パースの研究者と医師が発見したものだったからです。
 しかし、その後もこの研究を認めようとしない風潮があり、日本では
 特にその傾向が強かったようです。
 この研究がノーベル賞を受賞した後も2013年まで保険適用を
 認めなかった厚労省は、怠慢だったともっと批判されるべきです。
 日本の医師会などに強い異論があったためではないかと、私は
 思っています。
  大切なことを書き忘れていました。
 「我が家は、胃がんの家系ではないか?」と思われている50歳以上の
 方がおられましたら、ぜひピロリ菌の検査を受けてください。
 「ピロリ菌」で検索しても、満足できる記述はありませんでした。
 どうも医者も気が付いていないのでしょうか。
 同じ井戸水を飲み続けている家庭やご近所の方々に胃がんで亡くなった
 方が多いことに気が付いたら、その井戸水が犯人です。
 井戸水すべてがいけないというのではないので、井戸水を飲んだからと
 言って心配する必要はありませんが、同じ井戸水を飲み続けている
 「家庭」「ご近所」の中に胃がんで亡くなった方がいるかどうかを、詳しく
 知ることが大事です。
 私が子供の頃に飲んでいた井戸水を飲んでいたご近所さんも含めて
 多くの方が胃がんだったことを知って、こうして書いています。
 水道水で育った年齢の方々は、あまり心配はいらないでしょう。