最近どこかで「アメリカが戦争の張本人」的な表現をみたことがある。
本の題名だったのか記事だったのかも覚えていないが、私は「違うよな」
という印象を持っていた。
世界の戦争にもっとも深くかかわっていた国はイギリスだと考えている。
イギリスの植民地政策が世界中に残した傷跡は深く、それらの傷跡が
戦争勃発の原因となったケースがいかに多いことか。
なければ、どのような経過をたどることになったかもわからない。
もともと、イギリスとアメリカは根っこのところで同じともいえる。
そして、どちらの国も庶民意識とは別の、特別な資産階級によって牛耳られ
ており、これらの資産階級がもたらした戦争でもある。
いる事実もある。
彼らが、兵器製造、マスコミ業界、スポーツ業界に深くかかわっているという
ことも、知る人ぞ知る事実なのだ。
でも、マスコミ界を牛耳られている以上、そんな事実はマスコミには登場しない。
戦争は世界中に「ヒビ」を入れ、世界をいびつにしていった。
その結果として、イスラム教徒による不満爆発に至っている。
そして、すべてはイスラム教徒が悪いという「政治的宣伝」を繰り返してきた。
さて、白人層が支持するトランプ氏が100%間違いなく共和党の候補になる
ことが確実となった。
強いアメリカの再興を願う人々が続々と結集しようとしている。ついには富裕層
までがトランプ氏支持に回ったようだ。
ある。このままいくと・・・白人層 対 有色人種層という対決になりかねない。
もし、そうなったら、アメリカはどうなるだろうか。真っ二つということもありうるし、
少なくとも、大統領選挙後に、その影響を強く引きずることになるだろう。