中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

イスラム国・ISISについて

 今日発売の月刊・文藝春秋を買ってきました。
 毎月、買って帰るとまず広告のページをすべて取り除きます。
 娘がそれを見ていて驚いていました。
 どうして広告のページを取ってしまうのかと言うと、読み進めるのに
 邪魔になるからです。広告を見るために買ったのではなく記事を読みた7
 のに、広告のページってなぜか分厚くって読み進む邪魔になるからです。
  さて、最初に読むのはいつも巻頭の記事です。
  今は立花隆さんが『日本再生』 を書き続けておられ今月号は彼の担当になって
  57回目です。
  立花さんの前は阿川弘之さんで1997年から2010年9月号まででした。
 その前が司馬遼太郎さんの「この国のかたち」(1986年~1996年2月号)
 でした。文藝春秋は時々買って読んではいたものの、毎月購読を始めたのは
 司馬さんの「この国のかたち」が連載され始めた時からです。ちょうど30年間と
 いうことになりますね。
  今月の「日本再生」の中で立花さんは、イスラム国について日本のメディは
 遅れていると指摘されている。
 テレビなどの解説でも場当たり的で、本質から離れているものが多く、NHK
 の番組にツイートしてくる若者たち?のツイートも的外れなのが多い。
 イスラム国問題を理解しようと思ったら、中東の歴史と文化と宗教的情念の
 世界を合わせて理解する必要がある・・・と、立花さんは書いておられる。
 まったくその通りなのだ。
 立花さんはニューズウイーク日本語版が圧倒的な情報を提供しているとも
 書いている。関心の高い人はぜひお読みいただきたいとおもいます。
 IS問題は歴史を抜きにしては語れませんし、理解もできません。
 約100年前のイギリスの謀略が今の結果をもたらしていると言っても過言
 ないのです。(イギリスとオスマン帝国とが戦ったときの話です。イギリスが
 やった3枚舌・・2枚舌ではなく3枚舌です・・が、現在の局面を作り出して
 いるので。イギリスのホンネはこの3つの内の一つなのだということが理解できる
 人は、現在の事態を読み解くことができるでしょう)
 そいう言うことがニューズウイークに書いてあるのかどうかは知りませんが。
 多分書いてあるのではないかと思います。 
 IS問題が出てきた最初の頃に、私が根源は一つ・・と書いたのが的中して
 いますね。それしか考えられないからです。もちろん、その根源はもっと古い
 のですが、歴史に関心のある方ばかりではないでしょうから・・この辺りで。