中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

米・朝 首脳会談(2)戦争勃発が近いかも...

 人間というものは、だれでも一生懸命に生きているとおもう。
一生懸命が、それなり・・という感じであったとしても、本人は
それなりに一生懸命なのだ。
 とてもまじめに考えて、正解だと思う道を歩いているつもりで
いても、傍目には滑稽に見えることも少なくない。
 リクルートという大きな会社を育てた江副浩正さんは、わずか
4人で立ち上げた「大学新聞広告社」からリクルートを巨大に
育てたのだが、巨額の金を動かせるようになってから「人が変わった」
ようだと、大学時代から江副さんを知っている立花隆さんが書いて
いる。(文芸春秋4月号)そして、あの「リクルート事件」になっていく。
 人間というものは、一生懸命生きているさまが、必ずしもも正しい
とは限らない。ドラマなどでは、人の生き様の滑稽さを第三者的に
描いて楽しませてくれるが、傍目に「滑稽」「異常」と映る人が自分の
国のトップだとしたら、笑って済ませることはできない。
 トランプ氏の場合、彼が大統領になるまで軌跡を詳しく知れば知る
ほど、極端な性向の持ち主だとわかる。大統領になる10年も前から
彼を特集したスペシャル番組があり、その中で、彼の(やり口)の
すさまじさが描かれている。
 金正恩氏の場合は、トランプ氏のような明確な記録に残っている
ようなものはなく、「情報」として伝えられるものしか分からない。
しかし「情報」というものは、発信する側の都合の良いかたちで行わ
れる。北朝鮮から発しられる情報と、アメリカや日本から発しられる
情報とは、お互いの「都合」が違ってくる。だからこのようなプロパ
ガンダ情報だけで、本当のことを知ることができない。
 だが、「情報」を信じると、金正恩氏もかなりの変人かもしれない。
米・朝とも変人をとトップにいただいているのだから国民は大変だ。 
 (3) に続く)