1-0という大接戦を決めたのは、長嶋選手の一発だった。
しかし、勝利の立役者は、あのオコエ選手だろう。
1回表2死満塁のピンチで中京大中京の6番バッター佐藤のセンター
左後方への大飛球を背走して、見事に好捕した。
誰もが2塁打は間違いなしだと思った。もし抜けていれば走者一掃で
中京大中京が3点を先制していたはずだった。
あの超美技がなければ試合の流れがどうなっていたか分らない。
ナイジェリア人の父を持つオコエ選手の持ち味は快速だ。
単なるヒットを2塁打にしてしまう、2塁打は3塁打にしてしまう、その
快速は並みじゃない。今日の超美技(こんな言葉は今は使わないかな?)
超ファインプレーは、その快速あってのものだろう。
彼がもっと打てるようになれば、間違いなくドラフト指名されるだろう。
あの快速・・いや・・特急・・・新幹線??は、観客をひきつける大きな
魅力だから。