中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

見事な瓦茸(かわらたけ)

 今日も、夫婦そろっての歯科通いだった。せっかく二人で出かけるのだから
 何か楽しめるところが良いのだが、現実は厳しい。
 妻は約50分間の治療でふらふらになっていた。気分が良くないようだった。
 私は、木曜日に口腔外科での抜歯に備えた前治療を受けた。
 歯科の前のサクラの木に見事な瓦茸が出来ていた。
 それはそれで、見事なのだが、これができるということは、この桜の寿命が
 短いことを物語っている。瓦茸は木の樹液を奪って育っているからだ。
 体力が弱くなっているときに菌糸が入ってきたということになる。
 高齢者に様々な菌が入って寿命を短くするのに似ている。自然の摂理なのだが
 わが身と似ていて、桜に「もっと頑張れよ」と、声をかけてきた。
 瓦茸は、サルノコシカケや霊茸などよりもはるかに薬効があるといわれている。
学名: Coriolus versicolor
英名: Trametes versicolor
カワラタケ(瓦茸)とは、ヒダナシタケ目サルノコシカケ科カワラタケ属のキノコ。
瓦茸には多くのクレスチンが含まれているらしい。
クレスチンKrestin)は、抗がん剤として 一時は年間に600~1000億円も売れるほど
だった。成分はカワラタケ菌糸体から抽出されるたんぱく質との結合が残存する
多糖類で、βグルカン(ベータグルカン)でもある。
地方によっては健康食品として煮出したものを飲用する場合もあり、先祖伝来の
生活の知恵である「キノコ茶」や「キノコ酒」がある。
  写真を撮って来たのに・・・不調。来週改めて掲載します。