想像できる。
ヒンドゥー教国のインドでは、牛はとても大切にされている。
ヒンドゥー社会においては、牛は崇拝の対象となっていて、
インドの神話にもたびたび牛が登場する。
なにしろインドのヒンドゥー教信者は9億人近いといわれれている。
そんな国で牛を食べるのだろうか?
世界の牛の飼育数は、約10億頭だそうだ。
そのうち、インドには約32%もの牛が飼育されているというから
想像を絶する数でもある。
因みにほかの国を見てみよう。
牛肉の輸出量はどうだろう、枝肉換算で表しておく。
アメリカ 1175万トン ブラジル 1848万トン 豪州 1593万トン
なんと・・インドが1765トンである。
では消費量はどうなっているのだろうか。
中国 7022万トン アルゼンチン 2664万トン ロシア 2386万トン
わが日本は1232万トン そして・・インドは2035万トンも消費していたのには
驚いた。
今後、中国、インドの消費量が急増すると思われるので、価格上昇は
必然かと思われる。
この記事の数字は、すべて「約」がつく数字であるので、ご了解いただきたい。
世界の牛肉の流れをつかんでいただくために書いた。