何のために医療を受けるのか・・・と考えたことがありますか?
何のために検査を受けるのかを考えたことがありますか?
体に何らかの異常を感じて、その異常は何なのかを知りたいから
検査を受ける。
検査の結果、異常の原因が分れば、それを改善するために
治療をうけるのでしょうね。
検査のためにはX線やCTなど放射線被ばくを受けることもあります。
CTなどは被ばく量が大きく、何度も受けてよいものではないですね。
それが原因でがんになる場合だってあり得るのですから。
妻は歯科医で歯周菌の検査を受けました。この検査は、歯の治療前に
受けておくことが望ましいのですが、全国的にみて実施されている歯科は
少ないし、実費が3千円と言われて尻込みする患者もいるようです。
私はこの検査は、胃のピロリ菌検査みたいなものだと受け止めていて、
肯定派です。
私は今日、X線検査と、心電図検査、肺気量検査などを受けました。
今の私の症状から見て最低限の検査だと思います。
しかし検査の結果、病名確定はできませんでした。でも私の息苦しさは
血中酸素濃度が91~89だったこと、肺気量検査数値の低さなどから
推測できる・・・と。この検査で私の肺気量は95歳に該当するみたい(笑)
喘息だけが原因ではなさそうな症状に、関連する項目の血液検査を
して、次回にもっと調べましょうと。
だが、詳しいことは大きな病院で検査しないと分らないかもと仰いました。
このドクターは呼吸器、循環器の専門医なのですが、とても難しい症状
だと・・・・まるでCOPDのような症状だけど、因果関係にある喫煙習慣が
私にはまったくないので、それは消去しないと・・・と。
私はドクターに「大きな病院へ行って検査を受け、手術を受けなければな
らないような病気を見つけてほしいとは思っていません。ですから、先生の
考えられる範囲で原因をゆっくり見つけてください」とお願いしました。
どこまで検査するか、なんのために検査するか。どこまで生きるのか・・・
すべてがテーマでもありますね。