中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「足尾から来た女」前篇を観て

 今夜、NHKドラマの「足尾から来た女」を観た。尾野真千子さんの
  好演も光っていた。
 田中正造さんのことは教科書でも習ったことがあるので知っている人が多い。
 足尾銅山の公害問題を形を変えて描いていて素晴らしいドラマだった。
 有名な話なので、関心のある方は「田中正造足尾銅山」で検索してみてほしい。
 
 このドラマの中で谷中村が買い取られて公害毒を貯める池にされるという
 話が出てくる。来週土曜日に後編が放送されるので観てほしい。
 ドラマを見ながら六ヶ所村のことを考えた。
 おなじじゃないか・・・と。
 使用済み燃料を全部六ヶ所村に送り込んで来た事実と・・。
 谷中村は今の六ヶ所村とある意味で同じじゃないか・・。
 どこかに押し付ける。弱いものに押し付ける。
 権力を使って、強引に話を持っていく。
 善良な国民は騙される。
 傷つくのは庶民だけなのだ。権力者は傷つかない。
 だから、特別秘密保護法も危険なのだ。これを使えば何でもできる。
 私だって、こんなことを書けなくなる日が来るかも、とおもう。