中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

子供の自転車事故・、親に約1億円の賠償判決の意味

  先日来、家庭教育が何よりも大切だと、何度も書いてきました。
何度も何度も書いたので、「家庭教育」ってなんだと思った人がいるか
もしれません。
 
 事故当時小学校5年生だった少年(15)が乗った自転車と歩行者との
衝突事故をめぐる損害賠償訴訟で、神戸地裁は、少年の母親(40)に
約9500万円という高額賠償を命じました。
 5年近く前に被害に遭った女性(67)は、事故の影響で今も寝たきりで
意識が戻らない状態が続いているだけに、専門家は高額賠償を「妥当」と評価
しています。
 しかし、子を持つ親にとって、1億円近い賠償を命じた今回の判決は、
世間の注目を集めることでしょう。
保険加入義務がない自転車の事故をめぐっては、高額な賠償命令が出される
ケースも多く、自己破産に至る例も少なくないらしい。
 判決では「親は、子供に自転車の運転についての正しい教育を怠っていた」
と厳しく指摘しています。
 自転車の運転についても、学校ではなく家庭での教育なのです。それを多くの
人は忘れているのではないでしょうか。
 家庭教育の幅は広いのです。なにもかも学校任せで、学校を託児所のように
考えている親たちにとって、今回の判決のもつ意味は深いものがあります。