中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

安倍政権と日銀が向かう先には・・・

安倍政権は、日銀までコントロールしている。
本来は、そうあってはならないものなのだ。
三権分立ということをしっているだろう。
しかし最近、1票の格差違憲判決が相次いだ。
以前から違憲問題があったのに、行政府も立法府
それを無視してきたことに、司法の側がしびれを切らした
結果だろう。
 やっと司法も目が覚めたといった感じでもある。
 このように、国にはいろんなバランスが必要なのだ。
日銀と政府の関係もバランスがとても重要なのに、安倍政権は
それを無視し、自分の思うままに日銀を操る手段に出たというわけだ。
 ほとんどのメディアも、目立った批判はしていない。批判記事は控えめである。
日銀がどんどん札束を印刷して世にばらまく。それで景気をあおって
インフレ傾向に導いていこうと狙っている。
 円安(円の値打ちを下げ)に導いて輸出を促したい狙いもある。
しかし、円安はトヨタなどには有利だが、円安で利益が減る企業もある。
電力会社などがそれにあたる。
 円安が進めば、円が外国にながれてしまう要因ともなる。
いいことばかりが起こるとは限らない。
悪い方向に向かう可能性も50%はある。
どちらに転ぶか、きわどい局面をあえて選んでいるのも、大企業の側に
立つ安倍政権だからである。
庶民の暮らしは間違いなく苦しくなる。
年金暮らしの人も、正社員でない人たちも、しんどい時代となる。
それを、しっかりわかったうえで、対策を取りながら生きるしかない。