中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

第2の人生(31)ジャズフェスティバル

 何度も言うようだが、パースでの話は書き辛いのでさらっと書いてしまう。
本当は、もっと生々しいことを書きたいのだけどそうはいかない。
それだけ世間が狭い(地域は広いが)ということだと受け止めてほしい。
 外国ならではの楽しい思い出もいっぱいある。「今晩食べにこない?」
って、誘われて「いいよ!」って出かける。
 車で約35分ほど、距離にして40キロほどだから時速100キロで飛ばしている。
簡単に言うが神戸の我が家から大阪辺りまでいける距離だ。
 日本なら、同じ距離を走るのに倍以上はかかるだろうから、「はいよ」って
わけにはいかない。フリーウエイというのは便利なものだ。
 ヨークという古~い田舎町で毎年「ジャズフェスティバル」が開催されていた。
パースの街から約1時間もかかる。街中がジャズにあふれている感じは。神戸や
東京のジャズフェスティバルとは趣が違う。
何しろ街が小さいので、町を上げてのお祭りのような騒ぎなのだ。
 町へ入る前に、街を見下ろす小高い丘で、周囲に広がるワイルドフラワーを
見ながら、一緒に行った連中と一緒に弁当を食べる。
 日本から来ていた「ロイヤルフラッシュ・バンド」が最も人気が高かった。
神戸の震災以来は来なくなってしまったが、ヨークのジャズフェスティバルも
なくなってしまった。