中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

東電の犯罪を断罪せよ!!

 東電はこれまで表に出さなかった、原発事故当時の会議の模様のビデオを
公開した。150時間分だというから、まだまだ隠し持っている重要な部分が残った
ままだ。
 それでも、公開された部分だけでも、国民をだまし続けた証拠が歴然としている。
なんと、恐ろしいことに事故3日後にはメルトダウンしていたことをすでに承知して
いた事実である。
 東電がメルトダウンを認めたのは、事故から数カ月も経っていた。
国民、特に地元の住民の安全をこれほどまでにおろそかにした罪は裁かれなければ
ならない。
 事故発生ご現場は混乱していた。その現場と本社とのテレビ会議で、東電社長は
「対策計画をそちらで作れ」と命じ、「そんな時間はありません、こちらは忙しいのです」
と言う声を無視して「簡単なものでいいんだよ」と言い、「じゃあこちらは帰るから」と
退社してしまった。
 こんな世界的にも例のない重大事故を起こして、現場が茫然自失している時に
本社の指揮官が「もう帰るよ」はないだろう。
 今後残されたビデオテープが明らかにされるだろうが、東電では裁かれるべき
人が多くいる。これらを許しては、今後も原発事故が起こること間違いなしだ。
 大地震と大津波は事前がもたらしたものだ。だが、原発事故は違う。明らかに
人間が犯した巨大ミスなのだということを胸に刻み、それを深刻に受け止めず
住民を危険に陥れた輩を断罪すべきだと思うがどうだろうか。