日本の経済は衰退を続けている。その経済再生のためには消費税の
大新聞の論調にも、その傾向がみられるようだ。
しかし半面、増税はすべきではないという主張もある。日本の「円」が
ために苦境に追い込まれているが、増税はそれに拍車をはける結果を
もたらすだろうという。
それだけに、どうすれば円高を防げるのか容易には分からない。
追い込むとする論旨のどちらが本当なのか、正しいのか分からない。
電力が不足しないと主張する学者たちも多い。原発が止まれば、日本の
企業が必要とする電力が不足して、経済がますます苦境に陥るという
専門家もいる。
何を基準にして計算されているのか定かではない。ある一定の日の
一定の時間帯だけが不足するというのか、慢性的な不足を招くという
のか、もっと責任のある説明が求められる。
一つだけはっきりしていることがある。
絶対ということは言えないが安全だという説明をしているが、原発に
関しては、万が一があってはいけないのではないだろうか。
日本と言う国土が、「万一」によって滅ぶということが考えられる以上、
原発を簡単に容認できるものではない。しかし、人間は勝手なもので、
夏の暑い日に電力が不足してクーラーが止まってしまったら困るという人も
少なくない。いろんな意味で大きなジレンマをたくさん抱えているのが日本
と言う国だ。