中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

TPPは国境までなくし日本崩壊か

今日の各局のテレビ討論は、すべて橋下さんの「大阪都構想」ばかり
のようだ。早くもTPPは忘れられている。
大阪都構想はこれから煮詰めていくことであって、急を要さない。
大阪府が都になったからと言って日本がつぶれる心配はない。
しかし、TPPは、国境までなくしかねない難物なのだと言うことを
忘れないでほしい。
 どうして国境までなくなるようなことになるのか、少しずつ書いて行く。
一度に書いても理解してもらえるとは思わないからである。
国境までなくなってしまうとは、日本が日本でなくなることである。
今の若い人たちの中には「いいじゃん、日本がアメリカになっても
中国になっても」と思う人がいるかもしれない。
でも、そんな生易しいことではない。日本が日本で無くなると言うことは、
君たちを守ってくれなくなると言うことであって、それが生きていく上で
どれだけ大変なことかを知ってほしい。
 私はオーストラリア14年間の生活で感じたことは、これだけ素晴らしい
生活環境の中に住みながら「守られていない」ことを強く強く実感させられた。
帰国した時に感じたことは「自分の国では、こんなにも手厚く守られて
いるのか」と言うことだった。
 TPP加入によって、守られていると言う感覚が持てなくなる日が来るだろう
ことはようにし想像できる。TPPには、巨大な仕組みがあるからだ。