中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

政変・私の希望と予測

 菅さん引き下ろし戦術が佳境に入っている。
なんとも見苦しい政界の政変劇あであることか。
今やらねばならぬことをやっていないから、菅は駄目だと言う。
だったら協力してやればよいのに、引きずりおろすことしか
考えていない。
 津波被害にあった地域での復興には、何よりも都市計画の
設定が急務である。それがなくして前には進めない。都市計画は
官僚たちに任せておけない。彼らの堅い頭だけでは無理なのだ。
だから、民間から有能な人を入れて充分な討議を経て都市計画を立て、
その上で、復興への足がかりとしたいものだ。
 そのためには、早く段取りにかからねばならないが、政変劇を演出
されては、菅さんも地に足がつくまい。
 復興対策にはやることが山ほどある。首相一人ががどんなに
頑張っても手に負えないはずだ。
 そんな中での自民党からの不信任案提出を受けて与党からも
賛成者が出るかも知れないと予測されている。
 万が一にも不信任されれば解散という奥の手もあるが、解散されては
せっかく当選した1年生議員にとっては厳しい結果となってしまうから、
不信任に至る数まで造反があるとは思えない。
 しかし、不信任案が否決されても次から次への難問が山積していて
与党内から造反があるような状態では乗り切れまい。
 だから小沢サイドでは、不信任まで持って行かず、菅さんに自主的な
退任を迫ろうとするのではないだろうか。
 さてその時、菅さんはどうするか。誰かに首相の座をおとなしく譲り渡す
のか、それとも開き直るのか。
ぎりぎりまで粘って懸案事項の道筋をつけてから、潔く引退してほしい
ものである。首相としての「最高の政治決断」を気持ちよく放ってほしい
ものである。引きずり降ろそうとする連中に、ひと泡吹かせる絶好の
チャンスであり、後世に名を残すまたとない機会でもある。