中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

地震のある国とない国

日本に住んでいると、世界中どこでも地震があるものだと錯覚している人も
すくなくないが、地震のある国の方がはるかに少ない。
地震のある国は、この前にも紹介したhttp://maptd.com/map/earthquake_activity_vs_nuclear_power_plants/ に掲載されている。
 緑のところが地震発生場所であり、赤くなるほど頻度が高いことを表している。
こうして見ると、海の中での発生が多いことが分かる。インドネシアと日本が
地震地帯に寄り添うように位置しているのがよく分かる。
 環太平洋と中国の奥から中東にかけても地震帯がある。だからトルコには
ときどき大きな地震が起きる。
ヨーロッパのほとんどやアメリ東海岸には地震はない。ロシアにも韓国にも
地震はない。豪州にはないがニュージランドにはある。
 そして、原発アメリ東海岸とヨーロッパという地震と無縁の場所に作られ
ている。日本はと言うと、地震発生集中地域とも言うべき場所に原発が建てられ
ていて、世界的に見ても異常なのだ。
 サミットで原発の安全について語られているが、地震地帯には原発を作って
はいけないと言うことにしてもらいたいものだ。
 原発に関しては、世界は平等ではない。地震のある国と内国の差は大きい。
安全面から言うと、どんなに精巧な設計であろうとも自然には勝てないという
ことが、今回証明された。世界の安全のためにも地震国には原発を作らせない。
そうことにしてほしいものだ。