中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

醜態を見せた日本の原発関係者

ウイーンに本部がある、国際原子力機関IAEA)で、3月21日会合が開かれた。
この席上で、経済産業省原子力安全保安院の担当者が、今回の原発事故の
資料を配布したが、なんと・・・・日本語の資料だったと言うことだ。
日本のお粗末な対応に、参加した諸外国の外交団は席を立ってしまった国もあると言う。
 
IAEAの事務局長は、日本人の天野之弥酸である。
さぞかし、天野さんも恥ずかしかったに違いない。
その上、原発事故に関しての質問に、保安院把握をしていません」を繰り返したと言うから
恥ずかしい限りである。
 
小さな日本。原発事故によって、住めなくなってしまうかもしれない非常事態。
原発とは、そういうものなのだ。
設計段階から、他の国々とは違う安全設計が求められる、地震国なのだ。
そして、万一大きな事故が起こったら、日本は終わってしまいかねないのだ。
 
今回の事故の対応を見て、IAEAでの対応を知り、そのお粗末さに耳を疑い、眼を
疑ってしまう。その程度の考え方で原発を推進してきたのか。関係者の言う安全とは、
その程度のことだったのかと思うと、恐ろしい。
 
放射線量の発表も正確なのかどうかも疑わしい。
官僚のいうことなんか、信用できないことを、自ら証明して見せたからだ。