中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

原発事故、やっぱり原因があった。

毎日新聞によると、内部告発サイトである「ウィキリークス」が入手した米外交文書
の公電の中に、06年在日米大使館の外交官が「日本の原発は、コスト削減を優先し、
安全性をおろそかにしている」という疑念を持っていたことが分かった。
この中で、「日本政府は、原発の安全制に関してルーズなのではないか」と懸念を表している。
この外交官は、地震が多い地域で、地元民の反対が強いこと、プルサーマル発電には
疑問が残るが、政府が決めた以上、電力会社に選択の余地はないと指摘している。
そしてまた、「われわれは、経費削減と生産性向上を合言葉にして、安全性が犠牲になるのを
あまりに多く観てきた」と報告している。
自民党政権が推し進めてきた原発推進政策が、安全性をおろそかにしてきたことは、
今回の事故ですでに明らかだが、アメリカの外交官たちも、それを見てきちんと本国に
報告していたのだ。