不況の時代をどう生き抜くか（６）
転職の続きを書こう。
私は、沢山の仕事を経験した。したくてした仕事はない。食べるために、生きるために
やむなくやってきた感じだ。
だが・・やった仕事は、どれもプロになれたと誇ることができる。
どの仕事も精いっぱいやった、関わった仕事が多いから、ここで一つ一つふれる余裕は
ないが、どれもこれもよく頑張ったから、一応の成功を収めた。
私を良く知る人は、「どうしてこんなに成功しているのに、続けないのか」と問う。
ものすごい努力をして、プロとして成功したのに・・もったいない・・。誰もがそう思う。
だが、私は「これは私の天職ではない」と感じて、より一層の挑戦を続けてきたと言える。
やがて、これぞ天職と言うものに出会った。
神様は、私にこれをやらすために、これまでいろんな経験をさせてきたのに違いない。
う思える天職に出会った。
今でも、天職だったと思っているし、あの仕事は私しかできないという自負心も持っている。
人にはできそうでできない仕事。それをやるために神様か仏様が、それまでに大きな試練を
与え続けてきたのだと思える仕事。やっとそれを見つけ出した時には、嬉しさと感動に包まれた
ものだ。
やっと「天職」に出会えた。それは次に書こう。
一つだけ言っておきたい。それまでのあらゆる仕事を精いっぱいやったからこそ、天職に
めぐり合えたのであって、待っていればだれでもいつかは転職に出会えるということではない。
すべてに一生懸命に努力してこそ、天職に出会える機会を与えられるのだ。（つづく）
