中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

今週のお題#ペットを飼うこと

今週のお題#ペットを飼うこと

 犬猫などのペットとは「心の友」のことです。

ですから(人が来たら吠えてくれるから犬を飼っている)と

いうような人は、時折(うちの犬はアホやねん。人が来ても

尻尾を振っているねん)というような人は、ペットを飼って

いるのではなく、番犬として置いているという感じの人ですね。

 犬も猫もその他の動物も心を通わせることが出来ます。だからこそ

楽しいし、うれしいのです。

 猫と犬では習性が違いますが、私が猫を飼えば不思議と

犬のような習性になるから不思議です。わたしは犬のことに

詳しいので今日は犬のことを中心に書きます。

 犬も犬種が異なるとその習性までが違うのですから一口

には言えません。わたしがよく知っているのはシェルティ

シベリアンハスキーです。もちろんドックショーの審査員の

資格を持っているほどですから、ほかの犬種も知っておりますが。

 特にシベリアンハスキーは独特の習性をもっていて、一般的に

脱走犬とも言われます。雪原をどこまでもそりを曳けるのもその

性格があるからです。 たとえば帰巣性の高い日本犬に雪原でそりを

ひかせるると、(もう帰りたい)と思って帰ってくるでしょう。

シベリアンハスキーは、そういう意味では独特なのですが、「鍵」

を開けることにも長けていて困ったことがあります。子犬に与える

缶詰を小屋の中においてあったのですが、私が缶切りでふたを開けて

子犬に与えているのを見て覚えたのか、翌朝母犬がきれいに缶の蓋を

明けてしまっていたのには驚きました。

 ケージなども、特別仕様にしないと出てしまいます。それが

シベリアンハスキーの特性でしょう。

 毎日家の前をハスキーに引きずられるように、ロープに引っ張られて

泳ぐように散歩しているおばさんがいました。ある日、どうしてそんなに

ひっぱられるの?と訊くと、「この犬アホやねん」というのです。

 ちょっとそのリードを僕に貸してといってリードを受け取り、その場で

何度かハスキー犬を回してから、僕のそばに沿って歩くように調整しました。

なんと、ひっぱり屋さんのシベリアンハスキーが、わたしの傍をゆっくりと

ついて、歩くではないですか。わずか5分ほどで理解祖したのです。

 叔母さんに大切はヒントを与えてリードを渡しましたが、以前と

同じように引っ張られて去っていきました。

 なぜでしょうか?犬は主人には忠実なのです。そのおばさんは

散歩係だと思われているのかもしれません。わたしが毎日餌をあげて

いるのにわたしにはなつかないのというご婦人の言葉を耳にします。

 ネコを飼っている人も、可愛がっているだけで心が通じ合って

いない方も多いのではないでしょうか。 

 私が捨て猫を拾ってきて飼った猫は、毎朝私を駅近くまで見送り、

帰宅する時間には、また迎えに来ていました。まるで犬のようでした。

 心を通わせながらペットを飼うということは(かわいがる)だけでは

だめなのです。心をかよわせ合ってこそ楽しいのですよ。どうすれば

いいのか、ペットの日常をよく観察することです。ペットとよく

話し合うことです。その中で、心を通わし合う秘訣を知ることでしょう。

 愛玩犬と人が言いますが、おもちゃも様な気持ちでは犬と心が通じ

ません。 愛玩ではダメなのです。 心なのです。