藤浪晋太郎投手がアスレチックスからオリオールズにトレードになった。
凄いことだ。
藤浪がメジャーへの希望を持ってアスレチックスからオファーがあって、やっとこさでメジャー入り出来た。
先発で何度か起用されたが酷いノーコンで、
「やっぱりな、メジャーのコーチでも彼のノーコンは直せなかったんだ。これで阪神のコーチが悪かったのではないと証明された」
と言うようなコメントがあった。
先発から救援に回ってもノーコンは同じだった。
ところがだ、6月になってノーコンが直って来たのだ。
7月になってからは四球も出さなくなった。あまりヒットも打たれない。
ア・リーグ西地区のアスレチックスは、両リーグ全て(30球団)の中で最下位を競うような球団であり、観客動員もままならず、数年後には本拠地がラスベガスへの移転も決まっている。
だが、長年のノーコン病を克服させたアスレチックスのコーチ達は凄いと思う。
全てが克服出来た訳ではないが、藤浪に直球だけを投げるように指示したのだ。変化球を投げるなと。
彼のボールには威力がある。それを活かしフオ―シームだけを投げれば良いのだと教えた。
7月に入ってからみごとすぎる投球が続いていたので、何処かにトレードになるだろうと噂が出ていた。
今日現在の成績では
1位オリオールズ
2位レイズ(差0)
3位ブルージェイズ(5、5)菊池投手がいる。
4位レッドソックス(2、5)吉田選手がいる。
5位ヤンキース(1)
となっている。
あのレイズを捉えて1位に上がった日に藤浪は
トレードされたのだ。
期待されて受け入れられたのだ。
オリオールズの勝率は両リーグでトップにある。
勝率が良いので、悪くともワイルドカードで
ポストシーズンに出れるだろう。
現在の調子では東地区優勝でポストシーズンに出られる。
藤浪晋太郎の今後の貢献度によってはポストシーズンでなげるーんチャンスを貰えるかも知れない。
大谷選手が、なんとしてもポストシーズンに出たいと願っているが、藤浪が一歩先にポストシーズンに出れば、大谷選手はシーズン後どの球団に移籍するのだろうか。
藤浪晋太郎にとっては、またとないビッグチャンスを掴んだと思う。