いつもり早く起きて、食事を済ませて大谷登板の瞬間から見る。
はっきり言ってとても快調とは思えない。表情も大谷らしくない。
先日つま先を踏まれた場所が痛むのだろう。
それでも敢えて登板するのは彼の意地でもあるだろう。その上に3回には足首に打球を受けてかなり痛そうだった。
10勝まで2度機会を逃しているだけに、なんとしてもという思いがあっての無理登板が気に掛かった。
そんな中で、意地の勝利を掴み取った。
その上に、25号ホームランも打ってくれた。
二桁勝利、二桁ホームランというのは104年前に、野球の神様と言われるベーブ・ルースが記録した数字だ。
大旅翔平は、10勝、25ホームランである。
まだまだ今季は続くのだから記録は上積みされていく。
将来、誰も破ることが出来ない記録を作って欲しい。
二刀流というのは技術だけではない、類まれな肉体と精神力がなくては出来ないことだ。
それが理解できないと、この大偉業が分からない。
かれが、宇宙人と言われる所以だけれど、今日の大谷選手は、生身の大谷翔平だった。
足の痛さをこらえて投球出来るのは凄いことだ。
ご苦労さま、感動をありがとう。