中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ある宗教団体と人間の弱味について

暗殺を実行した山上容疑者が(安倍さんが関わっていると思ったので実行した)と述べているようだ。

確かに、安倍さんがこの宗教団体を強く支持するメッセージ動画を聴くと、容疑者にそう思われても致し方ないと思う。まるで宣伝しているかのように思える。

いずれにしても人間とは弱いもの。

弱いが故に何かに縋ろうとする。

すがることが信仰でもあるので悪い事ではない。

しかし、縋った相手が途方のない献金を求めたり、実印購入が40万もするようではインチキ団体と言われても仕方がない。

信仰の相手が怪しいと見抜く力を持つことも必要だろう。

信仰とは自分を高めるものであって、自分を陥れるような詐欺集団を信じてはいけない。

でも、そこが難しいところであって、「溺れる者は藁をも掴む」ようなことにならない事です。

がん患者は、しばしば「溺れる者は藁をも掴む」心境になって、効きもしない偽薬に大金を払ったりするものです。

病気であっても、失恋であっても、誰かにすがるのではなく、毅然と自分と向き合うことで救われるのです。

お金で幸せが買えるわけがありません。

その弱い心が、息子を犯罪に向かわせることも世の中にいっぱいあるのです。

誰が一番悪いのか、それは騙すやつと、それに手を貸すやつなのです。