「葦の髄から天井を覗く」(よしのずいからてんじょうのぞく)
葦ってご存知でしょうか。
都会の近郊で見かけなくなりましたね。
昔の?田舎にはたくさんあったのですが。
池の周囲などに生えていました。
琵琶湖では、葦が水質をきれいにしてくれるという科学的な視点から大切にしているはずです。
そういうことを知らない田舎では、葦を取っ払って水質を悪化させているところもあるようです。
葦の髄から覗いて見ても、狭い視野しかありません。
ですから、葦の髄から天井を覗いて知ったかぶりをするなという戒めの言葉なのです。
(井戸の中の蛙大海を知らず)という言葉の方が
分かりやすいですね。
現代風なら、狭い視野で世界を語るな、と言うところでしょうか。