今日の言葉は「感謝感謝」です。
良く使われる言葉なので、感謝の意味を改めて考えてみたいと思います。
どの宗教でも感謝という言葉を使わないことはありません。その場合は、教祖的なものに対してのものです。
仏教はご先祖様に対してでしょうか。
私の場合は、今の私を作ってくれた多くの人たちと、いま私を支えてくれている人たちに対して感謝の気持ちを忘れません。
物を頂いて有難うというのではなくて、その心の向こう側に対して感謝しています。
その人が、わたしを心に留めておいてくださるからこそ、行為となってあらわれるのです。その気持ちに感謝します。
では、だれにいちばん感謝しているかと言えば、
私の2歳から6歳までの約3年間育ててくれた叔母なのです。86年間の中で、もっとも愛情を注いでくださったこの人のことを、ひとときも忘れることなく感謝しております。愛されたという強い経験を、この人に感じるのです。
感謝とは、いっときのものではなく、長く続くものではないでしょうか。
絵入り日めくりの言葉を使って思いのままに綴ってきましたが、今日31日で日めくりは終ってしまいましたので、このシリーズはこれで終了といたします。ありがとうございました。
別の日めくりがありましたらお教えくださいね。