中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

寝たきり日記13

今日の記事は、お約束を破って少し長い記事になります。 1300字ぐらいになりますのでご容赦ください。

3月23日にあまりにも突然に容態が急変しました。しかし熱が出たわけでもなく血圧が上がったり下がったりしたわけでもなく酸素飽和度もまずまずの数字であったのでバイタルには全く変化がなかったと言っていい。

それまでに腰椎の全てと胸椎の一本が圧迫骨折していて、第3腰椎が骨が固くならない偽関節という難病で、腰と背中に疼痛があったとはいえ、突然に

立つことも座ることもできなくなり、食欲もなくなり水でさえ受付ようとせず無理に食べても味を感じないと言う異常な状態になったのです。

時期が時期だけに新型コロナウイルスの心配をしないではなかったが、全く該当するような症状は見られなかった。

ブログを更新していないのに気がついた娘がどうしたのと思ったことで身内のみんなに知らせることになり、たまたま3月21日に自撮りした写真と27日に自撮りした写真を LINE で送ったところあまりの変貌に驚いた身内が集まってきた。

私は自己管理にいくらかの自信があり、この突然の 変化に動揺しましたが、どんなに考えてみても思い当たる節が全くないのでした。

腰と背中が痛く今年に入ってからは外出は一切していない。 家事は色々とやってきていました。同じように足腰の痛い妻に負担がかからないようにと頑張ってきたつもりであった。 足腰の痛さを除いてはまずまず普通の生活ができていたつもりであっただけに3月23日夜の突然の体調の変化に驚くしかありませんでした。

とにかく三日間は食事は全く取れない状況で、 ようやくのことに介護ベッドに移り、TVの音も聞こえるようにはなったが、それまでは孤独で寂しい三日間だったような気がする。 三日間で感じたことはたったの3日なのに孤独感で寂しさを感じることによって認知症の入り口にいるような感覚に襲われたことだ。

娘の一人がブログを更新して欲しいと言うのでこんな上仰向けに寝ている状態でどうしてブログを更新できるのかと言ってみたものの、なるほどブログを更新することで自分を取り戻せるかもと思った。

やっとブログを更新すること決意し孫達にスマホから更新できるように設定をしてもらい音声入力で更新することになった。

しかし音声入力は言葉で言うほど簡単ではない。 それまでは頭の中にある言葉が手が勝手に動いて入力できてきた感じであったが音声入力となると口から音を発しなければならない。 手が勝手に動いて入力するのと音声入力とでは全く違う文章になってしまうその上音声入力ではもう変換が多くなる。

その理由は私の発声が悪いからである。 寝たきりになってから朝一番の口の中はドロドロであってくっついている状態になっていた。お昼頃になって水を飲んで何かを口にしても口の中がくっついた状態でとても喋れない。 ようやくにして4時頃になってから少しは喋れる状態になる

こんな状態で音声入力をするのだから誤変換が多くなって当然なのだ。

画面の誤変換を見ているとますますうまく喋れなくなる。 これまでの手がキーボードを叩いていた時とは全く違う感覚だ。

それでも少しは音声入力を上手になってきたように思う。 これからも音声入力の実力を上げて皆様に楽しく読んでもらえるようになっていただければ嬉しいのだが頑張るほかない。

今後ともよろしくお願いいたします。