中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

台風10号・コロナ禍も吹き飛ばした感がある

台風10号は、その猛烈な威力でも、話題性においてもコロナ禍を

吹き飛ばした感がある。 コロナのように、隠れて襲ってくるのではなくて、

正々堂々と真正面からやってくる。 それでも、これまでの台風と違うのは、

普通の台風は、それまで表されていた勢力数字よりも日本に近づくに

従って小さくなっていたのだが、今回の台風10号は、近づくほどに大きく

なるだろうというから、これもまた厄介な台風だ。 どうしてこんな厄介な

台風が生まれたのかというと、日本近くの海水温度が30度と高くなって

いたために、海水の蒸発エネルギーを吸収しながらますます台風が

勢力を増すという構図が生まれたからだという。

 ここで、ぜひ考えてほし事があるのです。 地球温暖化が叫ばれてから、

さほど世界の気温は上がっていないのです。 どうしてでしょうか???

地球の大気の温暖化が止まったのだと早や合点している人もいるの

ですが・・実はそうではありません。 大気中の温度を海水が吸い込む

ことによって、大気の温暖化を食い止めていたのです。 そして、海水が

守っていた温暖化も、これ以上は海水に頼る訳にはいかなくなっている

ようです。 海水温の上昇は、日本近海のあらゆる魚類にとっても住処

を奪われる形になって来ていて、不漁が続いています。庶民の魚であった

はずのサンマが高級魚だと言われ始めています。特にインド洋や日本近海

の海水温度の上昇が顕著なのも要注意です。

 今回の台風10号のように、発生してから日本に至るまで短時間で大きく

成長して襲ってくる経緯が増えるのではないでしょうか?

日本近海の海水温上昇には、10年周期説という考え方もあるそうで、

その判断は難しい。 今後の研究をまちましょう。