東京都も大阪府も夜の世界の人々が感染拡大に一役を担っている
ことを憂慮している。官邸は夜の世界の監督に一段と力を入れるようだ。
もちろん、夜の世界は異常な世界なのだからウイルスにとっても移りゆく
のに好都合の世界でもある。
しかし、それ以上に私は危惧しているのは、やはり空港だ。この3日間で
35人が空港の検疫で陽性だと判明した。 しかし、入国者すべてを調べて
いるわけではない。 かなり多くの陽性者を通過させてしまっているかも
しれない。 その人たちが、東京との新宿や大阪の北や南界隈に行って
だれかに移さないという保証はない。 というか・・それを恐れているし、
現実に起こっているのだろうと考えている。検疫を強化するとは言って
いるが、体制が整っていない、人員が足りないので現場は大変なのだ。
新型コロナの感染者はヨーロッパと、南、北アメリカで世界の4分の3を
占めるほど多い。 世界地図をしっかり見つめてほしい。欧州各国と
北アメリカ(アメリカ、カナダ、メキシコ)と南アメリカ(ブラジル、ぺルー、チリ)
そして、インドとロシアが多い。 東アジアは格段に少ない。
それは、ウイルスそのものが異なるからだと思えるのだ。 現在空港で
見つかっているのは、インド、パキスタンなどからの入国者が多い。
南北アメリカ型を持った人たちがどっとやってくれば防げるのか?
危惧は現実のものとなっている。 それでも・・まだ油断している人たちが
多いのが・・・日本という国である。 専門家は(分科会)は、なにも言わ
なくなってしまっている。どうしたのだろう?