中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

エッセンシャルワーカー(不可欠労働者)を守れ

 人々はだれもが社会の中で必要とされているだろうし、

必要とされるべく働いている。 

 しかし、その中でも「不可欠労働者」という人たちがいる。

エッセンシャルワーカーとも言う。 どの職業が不可欠に

含まれるかについて面倒な議論もあるだろうから、ここでは

あえて触れない。 しかし、例えば電力に関わる労働者が

感染し、それが停電に至ってしまっては一大事である。

昨日、JRの新幹線の車掌さんの感染が報じられたが、大量

輸送にかかわる労働者も不可欠といえる。 ごみの収集業務

をする人たちがいなくなれば・・と考えれば・・一大事だ。

もちろんのこと、医師や看護師、検査士やコ・メディカルの人たち

がいなくなれば医療が成り立たなくなってしまう。

 食肉加工の人たちが感染して困っているのがアメリカだ。食肉

加工ができなくなれば、一切の肉類が市場に出てこなくな。だから、

もちろん消費者が困る。肉類が食べられない。それだけではない。

牛も豚も鶏も、ある一定の時期に処分しなければ、餌代がかさむ

ばかりで飼育者たちが赤字になってしまうのだ。農業を営む人々

が感染して働けなくなるとどうなるか? 多くの人たちの食料が

一気に不足する事態となる。 社会を下支えしている人たちは

おおいのだ。 そういう不可欠労働者たちが大量感染すれば

社会崩壊にもつながるということになる。 だからこそ、そういう

人たちに感染させないように、周囲も気を配らねばならないのでは

ないだろうか。 新型コロナウイルス渦で、外国人労働者の来日が

出来なくなっている。一番困っているのが、農業だろう。農業の下

支えをしているのが外国人だということを忘れないでやってほしい。

零細企業にも外国人労働者が必要だが入国できない状態が続いて

いる。 彼らもエッセンシャルワーカーなのだ。