今日のNHK杯では、羽生選手に強敵はいない。だから
優勝することは疑いようもない中でのフリー演技をじっと
注目して見つめていた。演技前の練習タイムに氷上に立つ
直前も、かれは集中力を高めることだけに専念している様子を
カメラは捉えていた。 どこまでもどこまでも、彼は完ぺきな
演技を志しているのだろうと、おもった。すさまじいまでの
真剣さ、それが彼の魅力でもあるのだ。いい加減さは許されない、
それが彼が自己に課した目標なのだ。 だれもが出来そうで
できない課題に彼はむかっている・・そう思いながら画面を
見続けた。 演技は途中まで完璧だった。ところがその後に
ぬけてしまったが・・その後の演技の中でプログラムを入れ
替えてリカバリーするという余裕がみられた。演技後、かれは
うんうん・・とうなずいていた。彼なりによくやったぞと思って
いるようだった。フリーを含めた総合点は305,05で、彼が
目指した320点に及ばなかったが、GPファイナルでライバルの
チェンの前で目標達成なるか注目したいところだ。
羽生さん、みんなに夢をありがとう!!!