主な議題を発表し、フィギュアではフリーで同一種類の4回転ジャンプを1度に制限
する変更案が入った。技術点で各要素につける出来栄え点の幅をこれまでのプラス
3~マイナス3の7段階からプラス5~マイナス5の11段階に拡大する規則改正案も
諮ることになっている。あくまで提案に過ぎないが、総会で決まる可能性が強い。
この提案が決まれば、羽生選手が不利になるかもしれない。
ループを2度ずつ組み込んだものだったが、規則改正後は4回転ジャンプで同じ
種類は1度しか飛べない。ネーサン・チェンはこれまでに5種類の4回転に成功して
だけに有利になる可能性がある。
もっとも、羽生選手も怪我が完全に癒えれば多種の4回転ジャンプを跳べる。
今回の改正で、選手たちは多種類の4回転をやらねばならなくなり、一段と難しい
時代が到来したと言えるだろう。