昨日の「板門店宣言」を、今後形あるものにしていくためには
トランプ大統領の決断一つに懸っている。 ごちゃごちゃ言わずに
一気に解決まで持っていくことが出来る。
アメリカはイランとの核合意に不満を漏らし、合意を反故にしようと
考えていて、フランス大統領との会談で持ち出してみたが、フランス大統領は
新たな4項目を提案して、話は持ち越されている。
トランプ氏にとってはイスラエルに脅威をもたらすイランの核がなによりも
させれば第1の目的が達成できる。 韓国から米軍を引き上げれば朝鮮半島
一気に非核化を実現できるかもしれない。
そして、その後にイランとの交渉を強気に推し進めることが可能になる。
半分は夢のような話だが、トランプ氏の決断次第では夢ではなくなる。
金正恩氏の快活で自由そうな姿勢の裏側には、中国の後ろ盾の確約を握っている
からだろうと思われる。
でも、それは最初から推論していたとおりであり、驚くほどの事でもない。