検討している問題で疑義が出ている。わたしも羽生選手の熱烈な
フアンでありながらも「おかしい」と感じている。 フアンであっても国民
栄誉賞ということになれば「公平さ」を無視するわけにはいかない。
過去に受賞した人たちの中でも納得できないひとが何人かいる。
ちょっと書き出してみよう。
1978年 古賀政男 (作曲家)
1984年 長谷川一夫 (俳優)
〃 植村直己 (冒険家)
1989年 美空ひばり (歌手)
1992年 藤山一郎 (歌手)
〃 長谷川町子 (漫画家)
1993年 服部良一 (作曲家)
1996年 渥美清 (俳優)
1998年 吉田正 (作曲家)
〃 黒沢明 (映画監督)
2009年 遠藤実 (作曲家)
〃 森光子 (俳優)
〃 森重久弥 (俳優)
2011年 サッカーワールドカップドイツ大会日本代表チーム
2013年 大鵬 (大相撲力士)
〃 井山祐太 (囲碁棋士)
以上の受賞者の内、私は太文字にした人たちへの授与には納得できるが、
その他の1団体、4個人への授与には疑義がある。
たとえば、羽生さんと井山さんは同じ七冠だが羽生さんは長い年月をかけて
取得した「永世」七冠であり、タダの七冠であれば若いころにとれていた。井山
さんの7冠も凄いとは思うけれど、授与までにもっと研鑽を重ねてからでもよかった。
同じような感じなのは松井秀喜さんの場合だ。長嶋さんのセット授与という感じで
全く納得できない。冒険家の植村さんも納得できないものがある。
野口みずきさんにも上げるべきでしょう。内容の感動から言えば・・野口さん。
サッカー女子がどうしてもらえたのか分からない。試合は全部見ていましたし、
感動ももらえたけれど・・それとこれとは・・ちょっと違うでしょう。
が納得できるように人選すべきでしょう。
羽生結弦さんも素晴らしいですが、彼がフィギュアー界に今後も貢献してからでも
遅くない。一時の興奮で授与するようようなものではないと思っている。