大相撲というのは「部屋」対抗戦であったはずである。
「部屋」が分派した場合は部屋同士が「同門」と呼ばれて、
同門の力士の取り組みは行われない。
そういう中で、白鵬の来ていたジャージが気にかかる。
「モンゴリアン・チーム」と書かれている。モンゴル人の
チームという意味になる。モンゴル・チームではない。
モンゴル・チームならほかのスポーツ団体のものなのかと
思ったかもしれないが、日馬富士問題が注目を浴びている折に
白鵬は敢えて・・モンゴル人チームのジャージを着ていたのだった。
「モンゴル部屋」のような印象を与えても不思議ではない。
のだから注目されたのだった。
彼に品位があれば問題になることもなかった。
品位を軽んじるのであれば、「国技」の看板を下ろすか、
なんでもありの相撲にするかのどちらかなのだ。
強力な張り手、かち上げなど、相撲にも品位がない。
そんな横綱はいらないし、そういう相撲は見たくないのだ。
28日の臨時理事会では、白鵬の一連の態度を話し合ってほしい。