中原武志のブログ

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大相撲・暴行事件は貴乃花親方次第で角界を揺さぶるかも

 大相撲の横綱日馬富士の暴行問題は、いきさつなどが明るみに出てきた様相を見せているが、
その一方で協会側が強硬路線でことを進めようとしており、今後ますます大相撲協会を揺さぶる
ものに発展していくかもしれない。
 日本相撲協会九州場所後の12月に開催される冬巡業に貴乃花巡業部長と玉ノ井巡業部
副部長(元大関栃東)を帯同させない方向で調整しているらしい。
巡業部長と副部長は、秋巡業中に起きた問題の責任を問われることになる。
 貴乃花親方は当初「転んだ」と貴ノ岩から報告を受けながら、秋巡業最終日の10月29日に
鳥取県警へ被害届を提出。協会が11月2日に同県警からの連絡で事件を把握するまでに、巡業を
管理する部長として協会執行部へ問題の報告を入れることは可能だったが、3日に鏡山危機管理部長
(元関脇多賀竜、59)から電話で事情を聴かれた際には「(状況は)よくわからない」と答えていた。
 大相撲協会のこの措置は妥当だと思うが、貴乃花親方が素直にこの措置を受け入れるのかどうか。
もし、協会の措置に異論を唱えるようなことがあれば、とても面倒な内紛に発展するだろう。
日馬富士の暴力行為は本人も認めているのだから、協会から何らかの罰が与えられるだろう。
ひょっとして「引退勧告」も行われるかもしれない。貴ノ岩関は被害者だとして、何もない?ことは
ないだろうとおもう。
 貴乃花親方の被害届の取り下げがなければ、混迷の局面になるかもしれない。
相撲フアンとすれば、事の次第を明らかにし、被害届を取り下げ、円満に解決してほしいところなのだが。