2017-11-16 「南シナ海の懸念」なくなった?? 社会問題あれこれ 東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の議長声明が、閉幕から3日が 過ぎた16日に発表され、中国が実効支配を進める南シナ海の問題では、 中国を念頭に2014年から続いていた「懸念」という表現が消えている。 アジア各国の中国への融和姿勢が強まったことをあらわしているようだ。 昨日、トランプ氏のアジア歴訪は失敗だったと書きましたが、この議長声明を みてもアメリカよりも中国の影響力が強くなっていることがうかがえる。 アメリカ一辺倒の外交姿勢でよいものかどうか、世界の趨勢を見極める力が 要りそうだ。